2024.07.03
子どもたちの様子 HOPPA青葉台園 
子育ての困りごと解決策!!

こんにちは、HOPPA青葉台園(神奈川県横浜市小規模認可保育園)です。

今年の梅雨は例年に比べて梅雨入りが遅れていますが、子どもたちは晴れた合間に元気いっぱい公園での戸外遊びを楽しんでいます。

公園で紫陽花やカエルなど、梅雨の時期ならではの発見をして、とても充実している子ども達です。

さて、6月は個人面談月間でした。

日々の子どもたちのご家庭での様子、保育園での様子の情報交換をする大変貴重な時間です。

子どもたちが毎日元気に健康で過ごすためには、保護者と保育園が充分にコミュニケーションをとり、協力することが大切であると考えています。

今回のブログでは、毎年の個人面談でよく議題に上がる育児の困りごとに関してHOPPA青葉台園なりの回答をしていきたいと思います!!

【好き嫌いが多くて食べられない、食事に時間がかかる。】

偏食が激しくてせっかく作った食事を食べてくれないと悲しいですよね。また、栄養の偏りも気になってしまいますね。

子どもの偏食には口腔内の発達や味覚の発達、過敏さ、食器・食具の使い方など様々な要因があります。

偏食を改善するには食事の様子を観察し、理解していくことが大切です。

一日の生活リズムの見直しや、食事の際にどんなタイミングで何を口に運んでいるのかなどを見てみると良いかもしれません。

保育園で食事の時間に気を付けていることは主に3点です。

  • 食べたいと思える環境づくり

一人一人の発達、発育に合った食事を提供しています。

周りのお友達が美味しそうに食べている姿を見ると、「お野菜食べてみようかな・・・」とパクリと食べられてしまうことも!!

保育園では、座る位置や食具、援助する保育士全てが子どもたちにとって快適な環境の一部となれるように、日々試行錯誤しています。

もちろん視界には食事に関係のないもの(おもちゃ、絵本)などは一切置かないようにし、食事と向き合えるような空間作りを徹底しています。

また、子どもの満腹中枢がいっぱいになり、集中力が持続できる時間が15分程度と言われています。

2歳児クラスになると時計にマークを貼り、目標時間を設定していて「だらだら食い」をしないように意識しています。

園での食事時間の目安はだいたい20~30分程度です。

  • 美味しく食事が出来る生活リズム

食事は連続した1日の「生活」の中に存在します。

単に食べる時間だけに注目して改善を試みても、上手くいきません。

その為、食事の時間を大切にしたいからこそ、前後の睡眠の時間を個別に応じて調整したり、午前中は戸外に出て体を沢山動かす、雨の日は制作物を作り指先や頭を使うといった活動を取り入れています。

「お腹が空いたな、食べたいな」という気持ちになってもらえるようにしています♪

  • 成長をゆったりとした気持ちで待つ

最終的には子どもの成長を信じて待つ。といったことも大切な寄り添いです。

成長の中で味覚や意識などはどんどん変化していきます。

食べる分量なども日々変化していくので、タイミングを待ちながら食具が発達に合っているか、子どもの興味は今どんなものがあるのかなど、日々観察して見直していくことが大切です。

【トイレトレーニングが進まない】

トイレトレーニングは訓練すればすぐにオムツが外れる、早ければ早い方が良いというわけではありません。

トイレトレーニングは子どもに強制するものではなく、あくまでも子どもの心身の状態がオムツ外れに適した状態にあることを前提にして排泄の自立を「サポート」することを指します。

トイレトレーニングを始める園の目安としていることは

  • 自立歩行が出来ること
  • 保育士の質問に身振り手振りで答えることが出来る、言葉で簡単なやり取りが出来る
  • 排尿の感覚が2~3時間空く
  • トイレ(便座)に興味や関心を示す

などがあります。

いきなりトイレに連れていく・・・といったことは保護者の皆様にとっても、子どもにとってもハードルが高いものになるかもしれませんが、保育園では日々の園生活の中でトイレに行く機会が低月齢(1歳ごろ)から多くあります。

おやつを食べる前、散歩に行く前、午睡の前、お帰りの前など・・・決められたタイミングでトイレに誘うことで、次第にルーティンとなり、抵抗なくトイレに行くことが出来ます。

ご家庭でも「外から帰ってきたらトイレ」、「お風呂の前にトイレ」、「寝る前にトイレ」の習慣をぜひつけてみてくださいね。

また、私たち保育士は、トイレ以外の場所でオムツ交換をすることはありません。

排泄=トイレといったイメージを持つことは大切です。

ぜひご家庭でも可能な限り、おむつの交換をトイレで行うことから始めてみてはいかがでしょうか?

【歯磨きを嫌がってしまう・虫歯が心配】

6月は歯の衛生週間もあり、特に意識された方も多かったのではないでしょうか?

保育園では年に2回歯科検診があります。

歯の生え方や虫歯が無いか、歯がしっかりと磨けているかのチェックをしてもらいます。

保護者の皆様からは日々の歯磨きで「どうしても嫌がってしまう」、「甘いものが好きでしっかりと磨けているか心配」など様々な相談を日々頂いています。

子どもが歯磨きを嫌がる主な原因は

  • 口の中の感覚が過敏なため

歯ブラシで歯茎を触られることが痛く感じたり、不快に感じる子もいます。ほっぺをくすぐってあげたり体をマッサージしてリラックスさせてあげましょう。

  • ずっと口を開けていることが苦痛

歯磨きの際に口を開けたままにしておくと唾が溜まり、苦しく感じることもありますので定期的に吐き出させてあげると良いかもしれません。

  • 歯磨きの際の恐怖感

大人が無理やり押さえつけたり、無理に口を開かせようとすることで中には「歯磨き怖いな、嫌だな」と感じてしまう子もいます。

また、「きらきらぼし」や「ちゅうりっぷ」など、大人が1曲歌い終わるまでに磨ききるように意識してあげると、終了のタイミングも分かりやすいですし、気が紛れるのでおススメですよ😁

保育園では0歳児クラスは食事後にお茶を飲み口の中を洗い流す、1歳児クラスの6月からコップうがい開始、9月から歯磨きを始めています。

ぜひご家庭でも取り組んでみてくださいね♪

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