今回はべガ・シリウスクラスの様子を中村がお届けします。
年中、年長組になり、お友だちとの関わりも増え、お友だちと一緒に遊ぶ楽しさを感じたり、ごっこ遊びを通じ、イメージを伝え合ったりする姿が沢山見られるようになりました。
特に、ごっこ遊びでは、お友だち同士で役を決めて、その役になりきって、子ども同士でシナリオのような具体的な世界を描き遊んでいます。
子どものイメージ力や想像力の豊かさを活動に取り入れたいと考え、今回は、自分のイメージしたことを、かんたんなストーリを作り、お友だちや先生に伝える活動することにしました。
その様子をお伝えします。
まず、先生が「犬のぬいぐるみ」を見せ、この犬をお話の登場人物にすることを伝えました。
犬をテーマにして、「どんな名前かな?」「何をするのが好きかな?」「一緒にどんなことをしたいかな?」など子どもたちに質問します。
すると、自分で考え、「先生、みんなの前でお話できるよ~」と手を挙げて教えてくれる子どもたちです。
一人ずつ先生と一緒にみんなの前で発表しました。
子どもたちが想像を膨らませやすいように、様々な質問を先生が投げかけると、オリジナルの簡単なストーリーを作ってくれます。
一部となりますが、紹介します。
自分で名前を付けながら、イメージすることで愛着が湧いてきたようで、笑顔でお話を膨らませてくれます。
子どもの想像力は聞いていて微笑ましい限りです。
聞いている子どもたちも、お友だちの話に笑ったり、質問したりとしっかり聞くことができました。
発表が終わると、自分のお話に出ていた犬を紙に書いてみました。
先ほどお腹の空いてる犬の話をしてくれていた女の子は「お腹が空いているから」と、一緒にチャーハンを食べている絵を描いてくれました。
「なんでチャーハンなの?」と尋ねると、その女の子の大好物で一緒に食べたかったから、とのこと 😆
お腹が空いているから、何か食べ物をあげたいと思う、登場人物の気持ちを考えることができた優しさに、あたたかい気持ちになりました。
カラフルな犬の絵を描く女の子。
この女の子は、虹が好きで、カラフルな犬をみたことがなくて、みてみたいからと言って描いていました。
自分でイメージした登場人物(今回は犬)だった為、スムーズに絵を描くことができました。
子どもたちが何を描いているのか尋ねることで、大人が発想しない、意外な一面や、自由な発想、素直な気持ちを知ることもできました。
少しずつこの活動を発展させ、子どもの想像力に共感して触れながら、感性を高めていけるような時間を大切にしたいと思います。
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