2011.11.07
園からのお知らせ HOPPAからすま京都ホテル
離乳食のお話

離乳食。

1.主食(ごはん・うどん等)
2.お野菜(にんじん・大根・じゃがいも等の根菜、小松菜・ほうれん草等の葉物)
3.たんぱく質(お豆腐・白身魚・ささみ等)

組み合わせは日によって変わりますが、1~3のセットは同じです。

この日は…
おかゆ・人参・大根・鱈(たら)でした。
ちなみにすべて「水煮」です。
味付けは一切行っておりません。
これらを煮込んだ汁の上澄みを、スープとして与えるところが離乳食のはじめの一歩。
それから、徐々に子どもの成長に合わせて、大きさ、硬さを調整していきます。

さらに、すり鉢でつぶした状態が上の写真。
若干形は残ってますが、柔らかく、上あごですりつぶせる程度の固さです。
おかゆで約50g…あっという間になくなってしまいます。

何事も勉強。スタッフ全員、これらを上澄みから順に味見していきます。
上澄みスープは、ほんとうにかすかに野菜の旨みを感じます。
いわれてみれば、これもブイヨンの一種?
続いて人参。これはしっかりとした甘味を感じます(おいしい!)。

そしてほのかな苦みの中に、根菜独特の優しさを感じる大根…
ここで、アドバイザーの方から鋭い一言が。
「この大根は、大人にはおいしいけど、子どもはすぐに吐き出すよ」
いわく、大根の風味が子どもには「えぐみ、臭み」と感じてしまうとのこと。
素材が良い大根、結果的に大根の風味が強く、見事に落とし穴へはまってしまった感が。
本当に難しいですね…。シェフに伝えねば、とメモメモ。

これらは、ホテルのご協力により水煮され温かい状態で園に運ばれます。
そして保育スタッフが保護者の方と面談し、お子さまの状態を把握した上で、
ひとりひとりに合った形状(固さ、量)にすりつぶして与えます。
離乳食の時期は、本当に個人差が大きいので、同じ月齢のお子さまでも、
これといった正解はありません。

体験保育に来られる保護者の方の大きな関心事は、やはり給食です。
先日は味付け、和食の割合、産地、離乳食から普通食への移行…
本当に多岐にわたり、意見交換をさせていただきました。

私たちも、こういったご意見を頂戴しながら、日々勉強です。
すべての保護者の方のご要望に応える、というのは正直難しいのですが…
できるだけ、子どもたちにとって大切なことから順に、改善できるよう、取り組んでまいります。

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