HOPPAでは年間を通じて、様々な研修を行っています。
今回のブログでご紹介する、English teachersの研修もその一つ。研修を通して、HOPPA全園のEnglish timeの水準を高めることを目的としています。
どのようなことを行っていたのか、ご紹介しますね。
まず行ったのは、Learning Through Games and Play(ゲームや遊びを通して学ぶ)をテーマにして行うグループワークです。
グループに分かれ、自園では現在どのような取り組みをしているのか、そしてクリスマスに向けてどのような取り組みをしていく予定なのか、情報共有をしました。
グループで話し合った内容は、代表者が前に出て発表をします。
例えば、「What do you want for Christmas(クリスマスに何が欲しい?)」というお歌に合わせ、「I want ○○(○○が欲しい)」というフレーズで返答をしてみたり、クリスマスのオーナメント飾りを使って形や色を紹介したりと、遊びながら語彙やフレーズを増やすアイデアがたくさん紹介されました。
次に行った内容は、年齢別の子どもたちの発達の姿を知る取り組みです。
保育士の先生たちだけでなく、English teachersも子どもたちの月齢別の発達の姿を知らなければ、適切な声掛けをすることができません。
こちらも例を出してご紹介しますね。
0歳児の発達について考えてみましょう。
生まれたばかりの赤ちゃんが突然会話し始めることはないですよね。そして、日本語であっても、単語や文章が出てくるまでには月日が必要なのは、皆さんご存じのことと思います。
この時に知っておかなければならない大切なことは、その時に赤ちゃんが会話として発語をしなくても、保護者の皆さまや先生たちが様々な場面でたくさん赤ちゃんに話しかけているからこそ、赤ちゃんは言語を吸収し、成長に伴いお話しが出来るようになっていくということです。
これは、英語のレッスンにも当てはまることで、先生が話す言葉に耳を傾ける期間が非常に大切です。先生が話しかけ続けることで、成長した子どもたちからは、言葉があふれ出てくるようになるのです。
0歳児だから、お話しできないから、まだ早い。ではなく、言葉として発語されなくても、0歳児さんにはたくさんの言葉を吸収する力がある、ということを理解したうえで、子どもたちに接することが大切なのです。
研修の中では、0歳児さん以外にも5歳児さんまでの発達の特徴について丁寧に説明をしていきました。
歳児別の発達の姿を知ると共に、その姿に合わせて、どのようなEnglish timeや声掛けを行っていくのが適切か、実際のEnglish timeを動画で確認したり、意見を出し合ったりしました。
子どもたちの健やかな成長を願う気持ちは、保育士の先生たちもEnglish teachersも変わりありません。
だからこそ、子どもたちの成長にとってより良い環境を作るために、園内にいるすべての先生たちが協力し、お互いに高めあいながら、日々の活動にあたっています。
HOPPAでは年間を通してさまざまな研修も行っています。こうした研修を通して、保育士のみならず全ての職員がHOPPAの保育理念のもと、ひとりひとりを大切にした保育の提供と保育の質の向上を目指すとともに、職員一人ひとりの自己実現と成長を支援しています。
“ひとりひとりを大切に”
京進が大切にしてきた思いは、子どもたちはもちろん、全ての職員に対しても同じです。全ての職員が力を合わせ、それぞれの意見を尊重しながら、全員が活躍し、輝き続けることのできる環境づくりを目指してまいります。
・HOPPAでは年間を通じて、様々な研修を行っています。
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