英語と知育の保育園 HOPPA南行徳駅前(千葉県市川市認可保育園)にはネイティブの英語の先生が常駐しています♪
皆さん、こんにちは。HOPPA南行徳駅前(千葉県市川市認可保育園)です。
8月が終わっても暑い日がまだまだ続きましたが、お月見会やカペラ組(3歳児)の遠足など行事も盛りだくさんな9月を子どもたちは元気に過ごしました。
さて、8月のブログではEnglish timeについてご紹介しました。(English timeブログはコチラからどうぞ✨)
9月はもう一つの「教育的柱」である「プログラミング」についてご紹介します。
プログラミングはベガ組(4歳児)さんとシリウス組(5歳児)さんが対象です。
ベガ組さんは月に1回、シリウス組さんは月2回行います。
プログラミング??
なんだかとても難しそう…そう思われる方も多いのではないでしょうか?
子どもたちも最初のうちは「難しそう?」「出来るかな?」と心配そうに言っていました。
でも、大丈夫!最初は簡単な課題からスタートし、子どもたちは「遊び」の感覚で楽しみながら、プログラミングに必要なものの見方や考え方を学び、身につけていきます。
ベガ組の4月、つまりプログラミングの第一歩は「条件に合う飾りつけ」がテーマです。
恐竜のたまごに最初は「色が同じ」シールだけを貼り、次に「大きさが同じ」シールだけを貼り最後は「色も大きさも同じ」シールを貼りました。
子どもたちは大好きなシール貼りをしながら、ルールや規則性を見つけ、条件にあったものだけを探し出したり、仲間分けをする力を自然と身につけていきます。
それが、後々プログラミングでいう「データのまとめ方(条件・比較と分類)」やアルゴリズム(問題解決のための手順)につながります。
Lesson3ではバラバラになったイラストを組み立てて「普段の生活の中で何気なく行っている行動の順序」を考え、「形の分解と再構成」を学び、Lesson5では見本と同じパターンを見つけたり、規則性を見つけながら「くりかえし(ループ)」を学んでいきます。
もちろん子どもたちはそんな難しいことは考えていません。楽しいパズルをしている感覚です。
こうして、一年を通したカリキュラムに沿って、段階を踏みながら「プログラミング」の基礎的なものの見方や考え方を身につけていきます。
そして、進級してシリウス組になると、それまでにつけた基礎の力を次のステップへとつなげていきます。
シリウス組(5歳児)のプログラミングで登場するのは「キュベット」という教材。
顔がついていて子どもたちにとってはかわいいロボットのお友達です。
キュベットは、方向を指示することのできる色わけされたブロックによって命令された動きをします。
まずはスタートとゴール、そして顔の向きを確認して、「プランシート」と呼ばれる用紙を使って道順を自分たちで考えます。
考える表情は真剣そのもの!
最初のうちは、顔の向きと進む方向を考えないといけないので正解を導くまでに時間がかかります。
右手に赤のリストバンド、左手に黄色のリストバンドを付けて自分の腕と見比べて考えたり、時には自分がキュベットのように動きながらひとつひとつ考えます。
間違ってもすぐには先生は答えを教えてはくれません。
どこが間違っていたのか、どう直したらいいのかを何度も何度も考え、挑戦しながら答えを導きます。
そうやってトライ&エラーを繰り返しながら、筋道をたてて物事を考える力や色々な方向からものを見る力を養っていきます。
そしてたくさん考えて出来たときの達成感や喜びが「もっとやってみたい」「覚えるのって楽しい!」という意欲につながり、自信や自己肯定感につながります。
ひとりで考えるだけではなく、時にはグループに分かれて話し合うこともあります。
自分の意見をお友達にしっかりと伝えたり、お友達の言葉に耳を傾けたり、最後にはその意見をグループの意見としてまとめることも必要になってきます。
そうした一つ一つのことが学校に進級した時にも活かされ、最終的には「生きる力」につながっていきます。
それがHOPPAの「プログラミング」です。
ベガさんもシリウスさんも「おはよう!」の次に「今日はプログラミングある?」と聞いてくるほど、プログラミングが大好きです。
これからも、子どもたちにとって楽しい時間であることを心掛けながら、プログラミングを行っていきたいと思います。