今回のブログはまなみ先生がお送りします。
2018年3月、ある行事の練習が始まりました。その行事とは・・・別れ、そして新しい門出を祝うための卒園式です
HOPPA世田谷経堂の第1期生として入園し、みんなのお手本となり、年下のお友だちを引っ張ってきた、シリウスクラスのお兄さん、お姉さん。3人はとっても人気者で頼りがいのある子どもたち。これまでHOPPAで過ごす生活を体いっぱいに使って楽しみ、様々な体験をし、学びながら大きく成長してくれました。
そして迎えた3月28日、いよいよ「卒園式」の開催です。
式を成功させる為に、1か月前からスタッフ同士でミーティングを重ね、歌や順番、子どもたちの並ぶ向きなど、様々なことを決めてきました。
歌を決める為に、候補に出た曲を何度も聴き、話し合いを重ね、その末に決定した曲が「ありがとう こころをこめて」です。
日々を過ごす中で、励ましあい、時にケンカをすることがあっても仲直りをして、あたたかなこころを持ってお友だちと接してきた子どもたち。共に過ごしたお友だちにありがとうと心から伝えたい、そんな気持ちを歌う歌詞がHOPPA世田谷経堂の子どもたちにぴったりということで、この歌を選びました。
シリウスクラスの3人は卒園に向けて、卒業制作の本を作成し、お礼の言葉のスピーチを自分の言葉で書き上げ、実際にスピーチを読む練習を何度も行ってきました。
練習を重ねるうちに、卒園式の日にちも1日1日と近づき、子どもたちにもだんだんと実感がわいてきます。
「あともうちょっとだね。」「さみしい」とつぶやき、時に涙ぐみながらも練習に参加していました。
「シリウスの3人は新しいところに出発するから、涙じゃなく笑顔で”またね”しようね」と先生が言うと、在園児のみんなは寂しそうな顔をしつつも、うんうんと頷き、一生懸命に練習に取り組んでくれました。
そして卒園式当日。
緊張しているかと思いきや・・・卒園児の3人は笑顔が溢れワクワクしている様子でした♪さすがシリウスさんですね。在園児のみんなも、大好きなシリウスさんを見送る為、きちんと座っています。
その後、園長先生の挨拶が終わり、在園児による歌の贈り物です。「またね」をみんなで一生懸命歌ってくれました。きっと卒園児の3人の心にも伝わったと思います。
続いて歌ったのは、卒園児と在園児の合同で歌う歌「ありがとう こころをこめて」
みんなの気持ちのこもった、今までで一番の歌声を響かせてくれました。
卒園証書のお渡しが終わると、シリウスさんのHOPPAでの最後のスピーチとなる「お礼の言葉」が始まります。
自分の気持ちを込め、言葉にし、みんなに伝えました。一つ一つの言葉にシリウスさんの思い、そして頑張りが伝わる素晴らしいスピーチでした。
そして、在園児の歌”思い出のアルバム”に送られて退場です。退場した後は、会場に戻り全員で写真撮影!
卒園児・在園児ともに心に残るような行事となりました。
HOPPA世田谷経堂を巣立った子どもたちは、それぞれの道へと歩み始めます。新たな道への一歩を踏み出し、輝ける未来へ向けて歩き出しましょう!
とても素敵な時間を、ありがとうございました。